「麻薬問題への予防的政策を」教皇、アルゼンチン・ロサリオ市関係者に
教皇フランシスコは、アルゼンチン・ロサリオの信者や行政関係者に向け、ビデオメッセージをおくられた。
教皇フランシスコは、アルゼンチン北部サンタフェ州ロサリオの信者たちをはじめ、市民、行政関係者に向け、ビデオによるメッセージをおくられた。
ロサリオはこのところ、殺人や麻薬をめぐる犯罪の舞台となっている。
教皇は、このメッセージを通し、麻薬問題に関する予防的政策と、すべての関係機関の協力、人々への支援の必要を訴えられた。
また、国家のこの問題に対する沈黙は、麻薬の使用と取り引きを助長することにつながる、と述べられた。
教皇は、教会関係者に対し、教会は母として、また善きサマリア人として、暴力の犠牲者の遺族、病者、受刑者、麻薬依存者らに寄り添って欲しいとアピールされた。
そして、教皇は信者らを聖母の保護に託し、励ましをおくられた。
26 3月 2024, 17:35