アースデイ：教皇「地球という共に暮らす家を築く者に」

　4月22日、「アースデイ（地球の日）」が記念された。

　「アースデイ」は、地球について考え、感謝し、地球環境についての関心を高め、行動することを目的とした日。

　教皇フランシスコは、2015年、エコロジー的回心をテーマとした回勅「ラウダート・シ」を公布、2023年には、同回勅を補完する使徒的勧告「ラウダーテ・デウム」を発表するなど、これまで多くの機会を通し環境問題への提言を行っている。

　2024年の「アースデイ」にあたり、教皇は「わたしたちが共に暮らす家＝地球」を危機から救うために、X（旧Twitter）に次のようなメッセージを投稿された。

　「わたしたちの世代は多くの豊かさを遺産として残しました。しかし、わたしたちは地球を保護することができず、また平和を守ることもできていません。わたしたちは地球という共に暮らす家を、「崩れかけている」その家を、作る者、築く者となるように召されています。#EarthDay」