6月8日、教皇、平和の思い新たに、祈りの集いから10年
2014年、イスラエルの故ペレス元大統領、パレスチナのアッバス大統領、エキュメニカル総主教バルトロメオス1世と共に、教皇フランシスコがバチカンで平和のための祈りの集いを行われてから、今年6月8日で10年を迎える。
2014年6月8日、イスラエルの故ペレス元大統領、パレスチナのアッバス大統領、エキュメニカル総主教バルトロメオス1世を招き、教皇フランシスコがバチカンで平和のための祈りの集いを行われてから、まもなく10年となる。
この集いは、教皇フランシスコが2014年5月に聖地を巡礼した際、ペレス大統領とアッバス大統領に、一致して平和を祈る機会を呼びかけたことにより実現した。
バチカン庭園で行われた祈りには、教皇と両大統領、そしてバルトロメオス1世総主教をはじめ、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から各使節が参加。三つの宗教それぞれの祈りを通して、人民間に平和の賜物を願い求めた。
祈りの後には、平和の象徴であるオリーブの苗がバチカン庭園に植樹された。
この集いから10年、世界は大きく変化し、戦争によりイスラエルとパレスチナ間の情勢が困難を極める中、教皇は来る6月8日、バチカン庭園を訪れ、平和への思いを新たにされる。
31 5月 2024, 14:48