教皇、パプアニューギニアの地滑りの犠牲者のために祈る
教皇フランシスコは、パプアニューギニア北部で発生した地滑りの犠牲者のために祈られた。
パプアニューギニア中北部エンガ州の山間部で5月24日未明に発生した地滑りは、大規模な被害をもたらした。
この地滑りにより、150軒近い家が土砂に埋もれたとされ、生き埋めになった人の数は現段階で670人とも、2000人とも推定されている。しかしながら、被災地に向かう多くの道が断たれているために、詳しい情報は届かず、現地での救助作業も遅れている。
教皇フランシスコは、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、駐パプアニューギニア教皇大使マウロ・ラッリ師に宛てた電報で、この地滑りの被害に深い悲しみを表され、すべての被災者に精神的な寄り添いを示された。
教皇は地滑りの犠牲者と遺族、救出作業を行う人々のために祈られた。
行政当局と努力を続ける救急隊員らを励まされた教皇は、すべての人に神の慰めと力を祈り求められた。
27 5月 2024, 16:34