チャドの医療施設前に集うスーダン難民たち 2024年2月 チャドの医療施設前に集うスーダン難民たち 2024年2月 

教皇、スーダンの武力紛争の終結を祈る

教皇フランシスコは、平和的解決を見出せないまま内戦が続くスーダンのために祈りを呼びかけられた。

 教皇フランシスコは、6月2日(日)の正午の祈りで、スーダンの状況に言及された。

 内戦から1年以上が経過したにも関わらず、いまだ平和的な解決策を見出せずにいるスーダンのために祈って欲しいと教皇は招かれた。

 教皇はこの武力紛争の終結を祈ると共に、住民や避難民への支援をスーダン当局や国際共同体にアピール。特にスーダンと国境を接する国々で、難民が受け入れと保護を得られるようにと望まれた。

 また、教皇は苦しむウクライナ、パレスチナ、イスラエル、ミャンマーを忘れることがないようにと信者らに願われ、これ以上の状況の悪化を止め、対話と交渉にあらゆる努力を尽くす賢明さを治世者らに呼びかけられた。

02 6月 2024, 18:02

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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