教皇と枢機卿理事会による6月の会合
教皇フランシスコと枢機卿理事会による会合が、6月17日、18日の両日行われた。
教皇フランシスコの出席のもと、バチカンのサンタ・マルタ館で、6月17日(月)と18日(火)の両日、枢機卿理事会の会合が行われた。
枢機卿理事会は、普遍の教会の運営を助け、教皇庁諸機関の見直しを行うことを目的に、2013年9月13日付の文書により教皇フランシスコが設立した組織。国務長官、バチカン市国行政長官、各大陸を代表する枢機卿など、9名の枢機卿から構成されるためにC9会議とも呼ばれている。
同理事会の会合は数か月ごとに開かれ、今回の会合は今年4月に続くもの。次回は12月の開催を予定しているという。
バチカン広報局の発表によれば、初日6月17日の会合は、教会における女性の役割がテーマとなり、修道女、大学研究員、大学教員からなる3名の女性の専門家を交え、共に考察が行われた。
2日目、18日の会合では、未成年者の保護、司教協議会の活動とその方法、また、枢機卿たちの出身地域の情勢、特に現在進行中の紛争等がテーマとなった。
19 6月 2024, 12:07