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教皇フランシスコによるお告げの祈りが行われたバチカンの聖ペトロ広場 2024年7月21日 教皇フランシスコによるお告げの祈りが行われたバチカンの聖ペトロ広場 2024年7月21日  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

「平和のメッセンジャーに」教皇、オリンピック・パラリンピック選手らに

教皇フランシスコは、7月21日(日)のお告げの祈りで、間もなく開幕するパリ2024オリンピックと、それに続くパラリンピックに言及。選手たちがスポーツ精神の証しを通して、平和のメッセンジャーとなれるよう期待された。

 教皇フランシスコは、7月21日(日)、バチカンで行われた正午の祈りで、数日後に開幕するパリオリンピックと、それに続いて開催されるパラリンピックに言及された。

 スポーツもまた、異なる文化の人々を平和的に一致させることができる大きな社会的な力である、と述べた教皇は、この催しが、わたしたちが構築を望むインクルーシブな世界のしるしとなるようにと願われた。

 また、教皇は、選手たちがスポーツ精神の証しを通して、平和のメッセンジャー、若者たちの模範となることができるようにと期待された。

 そして、教皇は、古代の伝統に倣い、オリンピックを停戦の機会とし、平和に対する誠実な意志を表すことができるようにとアピールされた。

 

21 7月 2024, 18:52

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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