教皇、8月5日、聖マリア大聖堂で夕べの祈り
教皇フランシスコは、ローマの「聖マリア大聖堂の献堂」記念する8月5日(月)、同大聖堂を訪問、夕べの祈りに参加される。
教会の暦は、8月5日、ローマの「聖マリア大聖堂の献堂」を記念する。
ローマの教皇直属4大聖堂の一つである「聖マリア大聖堂(バシリカ・ディ・サンタ・マリア・マッジョーレ)」の献堂の由来は、教皇リベリウス(在位352-366)の時代にさかのぼる。
伝承によれば、聖母が教皇リベリウスの夢に現れ、奇跡によって指示されるであろう場所に教会を建てるようにと勧めた。8月5日の朝、エスクィリーノの丘一面に真夏には珍しい雪が積もった。その時、リベリウスは雪の上に新しい教会の外郭を描いた。これが、西洋において最も古いといわれるこの聖母のための巡礼聖堂の始まりであった。教皇リベリウスによる最初の教会は、後に、教皇シスト3世(在位432-440)によって修復・再建された。
こうして、8月5日は「聖マリア大聖堂の献堂」を記念すると共に、「雪の聖母」が祝われる。この祭日、同大聖堂では、午前中のミサと、夕べの祈りの際に、奇跡の積雪を思い起こして、天井から白い花びらを撒く儀式が行われる。
教皇フランシスコは、8月5日午後、聖マリア大聖堂を訪問され、夕べの祈りに参加される予定。
11 7月 2024, 17:19