「仲直りは素晴らしいこと」教皇、サマースクールの子どもたちに
教皇フランシスコは、バチカンのサマースクールの参加児童らと交流された。
教皇フランシスコは、7月18日、バチカンのサマースクールの子どもたちとお会いになった。
このサマースクールは、バチカン市国の行政庁が毎年主催するもので、バチカン市国の職員、および教皇庁諸機関の職員の子どもたちを対象としている。
バチカンで働くサレジオ修道会会員と児童司牧の専門家らによって運営される同スクールでは、子どもたちは、保護者が勤務している間、スポーツやダンスなどの体育活動、学習や図画工作等の時間、祈りなど霊的なひとときに参加することができる。
教皇はこの朝、サマースクールの責任者、サレジオ会のフランコ・フォンターナ神父の案内を受けながら、同スクールの参加児童たちを訪ねられた。
聖ヨセフの名を冠した、子どもたち用の小さなスポーツ施設で行われた集いで、教皇はスタッフたちに挨拶をおくり、子どもたちとの対話を行われた。
子どもたちとの対話の中で、教皇は学びの場、成長の場としての家庭の大切さ、両親や祖父母との絆の重要性を強調。特に教皇は、祖父母たちに寄り添い、会話をすることを、子どもたちに願われた。
また、平和の価値に触れた教皇は、仲直りは人生で最も素晴らしいことの一つ、と話し、家で兄弟と喧嘩をしても、争いの精神を持って眠りにつくことなく、寝る前には必ず仲直りするようにと教えられた。
さらに、来る2025年の聖年について、教皇は「聖年(ジュビリー)」が「喜び」と結びついたものであることを説明。聖年を喜びをもって準備してくださいと、子どもたちに呼びかけられた。
18 7月 2024, 16:08