教皇、移民の青年たちとお会いに
教皇フランシスコは、移民の青年たちと移民司牧に関わる人々とお会いになった。
教皇フランシスコは、7月2日、移民の青年たちと移民司牧に関わる人々とお会いになった。
同日午後、教皇がバチカンのサンタ・マルタ館でお会いになったのは、セネガル出身のイブライム・ローさんと、ガンビア出身のエブリマ・クヤテさんをはじめ、移民司牧にあたる司祭や教会のボランティア、移民支援のためのNGO関係者から構成されたグループ。
セネガルのローさんは、リビア経由でイタリアに上陸しており、その時の過酷な体験を2冊の本に著している。
同様の劇的な経験の後、ヨーロッパにたどり着いたガンビアのクヤテさんも、一冊の本を記している。
また、この集いには、カメルーン出身で、2023年11月に教皇と最初の出会いを持ったパトさんも参加した。パトさんは過酷な旅のさなか、砂漠で渇きのために妻と娘を失っている。
移民たちと共に教皇との出会いを持ったマッティア・フェラーリ神父によれば、教皇は移民たちの話に耳を傾けることを望まれた。
同時に、教皇は移民の司牧・支援にあたる人々に感謝を述べ、すべての人に励ましを与えられた。
03 7月 2024, 17:38