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爆撃により家族を失った女性たち 2024年8月14日 パレスチナ・ガザ地区ハンユニス 爆撃により家族を失った女性たち 2024年8月14日 パレスチナ・ガザ地区ハンユニス  (AFP or licensors)

教皇、社会的緊張と戦争に苦しむ人々を聖母に委ねて祈る

教皇フランシスコは、社会的緊張と戦争に苦しむ世界各地の人々の不安と苦悩を聖母に託して祈られた。

 教皇フランシスコは、被昇天の聖母の祭日、8月15日(木)、バチカンで正午の祈りの集いを持たれた。

 説教と祈りに続く言葉で、教皇は「平和の元后マリアの天国での栄光を観想する今日、世界の多くの場所で社会的緊張と戦争のために苦しむ人々の不安と苦悩を、改めて聖母に託して祈りたいと思います」と述べられた。

 教皇は、ウクライナ、中東、パレスチナ、イスラエル、スーダン、ミャンマーをはじめとするすべての人に、慰めと、平安で調和ある未来を聖母に祈り求められた。

 パレスチナ・ガザ地区における深刻な人道的状況を憂慮する教皇は、すべての前線における停戦と、人質の解放、疲弊しきった人々への支援を訴えられた。

 教皇は、この悲劇を一刻も早く終わらせるため、紛争のこれ以上の拡大を防ぎ、協議の道を進めるようにあらゆる努力を尽くしてほしいと、すべての人々を励まされた。

 そして、「戦争とは敗北であることを忘れないように」と繰り返された。

15 8月 2024, 14:52