教皇、ギリシャの山火事の犠牲者と負傷者のために祈る
教皇フランシスコは、ギリシャの山火事の犠牲者と負傷者のために祈り、被災者たちに精神的な寄り添いを表された。
教皇フランシスコは、8月15日(木)、聖母の被昇天の祭日に行われた正午の祈りの集いで、ギリシャの山火事の犠牲者と負傷者のために祈られた。
今月11日、アテネから北へ約35㎞のバルナバスで発生した山火事は、強風の影響を受け、周囲の森林に急速に燃え広がり、13日には首都中心部までおよそ15㎞の地点に迫ったが、懸命な消火活動により鎮火した。
教皇は、この山火事で避難した多くの人々、家を失った家族、この恐ろしい災害に向き合わねばならない無数の人たち、そして膨大な物的被害を思うと共に、山火事が一つの環境災害となりつつあることを憂慮された。
教皇は、犠牲者と負傷者のために祈られ、被災者たちに精神的な寄り添いを約束されると同時に、これらの人々が皆の連帯に支えられることを願われた。
15 8月 2024, 17:56