教皇、アジア・オセアニア・太平洋地域の平和を祈る
教皇フランシスコは、パプアニューギニアでのミサでお告げの祈りを唱え、アジア・オセアニア・太平洋地域をはじめ、世界に平和を祈られた。
教皇フランシスコは、9月8日(日)、訪問中のパプアニューギニアの首都ポートモレスビーでのミサの後半、お告げの祈りを唱えられた。
教皇はこの祈りの前に、次のように話された。
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このミサを終える前に、お告げの祈りを通して、聖母マリアに向かいましょう。 パプアニューギニアとソロモン諸島における教会の歩みを、聖母に委ねたいと思います。キリスト信者の助けである聖マリアが、皆さんに寄り添い、皆さんをいつも守ってくださいますように。 聖母が家族の一致を強め、若者たちの夢を美しく勇気あるものとし、お年寄りを支え、いたわり、病者や苦しむ人々を慰めてくださいますように。
創造主に祝福されたこの地から、至聖なるマリアの取り次ぎによって、すべての人々に平和の賜物が与えられるよう、皆さんと一緒に祈りたいと思います。特に、アジア、オセアニア、太平洋にかけての、世界のこの偉大な地域のために祈ります。国々、そして被造物のために平和を祈りましょう。再軍備とわたしたちが共に暮らす家の搾取に「NO」と、民族と文化間の出会いと、人類と被造物の調和に「YES」と言いましょう。
キリスト信者の助け、平和の元后であられる聖母よ、わたしたちが神のご計画、大きな人類家族のための平和と正義のご計画に向けて回心できるようお助けください。
典礼暦で「マリアの誕生」を祝うこの日曜日、わたしたちの思いを、残念ながら洪水に見舞われたルルドの巡礼聖堂に向けましょう。
08 9月 2024, 06:14