教皇、ラーケン城にベルギー国王を表敬訪問

ベルギーを訪れた教皇フランシスコは、首都ブリュッセルのラーケン城にフィリップ国王を表敬訪問された。

 教皇フランシスコは、ベルギー到着の翌日、首都ブリュッセル北部のラーケン城を訪れた。

 26日夜、ルクセンブルクからブリュッセルに到着した教皇は、27日朝、フィリップ国王への表敬、各界代表との会見など、ラーケン城で行われる公式行事と共に、ベルギー訪問のプログラムをスタートした。

 ブリュッセル中心部の王宮が、国王の執務や、政治・文化的セレモニーなどに用いられていることに対し、郊外のラーケン城は、国王夫妻の居城として使用されている。

 教皇は騎馬隊の護衛と共に、緑に囲まれたラーケン城に到着、フィリップ国王とマティルド王妃から手厚い歓迎を受けられた。

 教皇はこの訪問で、「平和のしるし、橋であるベルギー、異なる文化と言語と民族が相互の尊重のもとに共存するこの国を、感謝の心をもって訪れます。ベルギーに神の祝福があらんことを」と記帳された。

 国王への表敬訪問の後、教皇はアレクサンダー・ドゥ=クロー首相と会談。続いて、城内の大ギャラリーでベルギーの各界代表との出会いを持たれた。

27 9月 2024, 12:39