教皇フランシスコの、インドネシア、パプアニューギニア、東ティモール、シンガポールへの各訪問の公式ロゴ 教皇フランシスコの、インドネシア、パプアニューギニア、東ティモール、シンガポールへの各訪問の公式ロゴ  

教皇の東南アジア・オセアニア4カ国訪問日程(2024.9.2-9.13)

教皇フランシスコの東南アジア・オセアニア4カ国(インドネシア、パプアニューギニア、東ティモール、シンガポール)訪問のプログラムを紹介する。

 教皇フランシスコは、9月2日(月)から13日(金)まで、インドネシア、パプアニューギニア、東ティモール、シンガポールを訪問される。

 この訪問は各国の元首とカトリック教会からの招待に応えるもので、教皇フランシスコにとっては第45回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)にあたる。

 ローマ教皇がインドネシアを訪れるのは、1970年の聖パウロ6世、1989年の聖ヨハネ・パウロ2世の訪問に続き、今回が3度目となる。

 一方、パプアニューギニア、東ティモール、シンガポールにおいては、聖ヨハネ・パウロ2世に続き、2人目のローマ教皇の訪問となる。

 東南アジアとオセアニアの4カ国に赴く今回の旅は、教皇フランシスコのこれまでの海外司牧訪問の中で、最も長い日数を要するものとなる。

 教皇フランシスコの東南アジア・オセアニア4カ国訪問の行程は、以下のとおり。 

インドネシア(9月3日‐6日)

 9月2日(月)教皇、ローマから、インドネシア・ジャカルタに向けて出発。

 9月3日(火)ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に到着。空港で歓迎式。

 9月4日(水)ジャカルタ市内の大統領官邸(ムルデカ宮殿)で、歓迎式典、大統領への表敬、インドネシア各界代表および駐在外交団との会見。ローマ教皇庁大使館で、イエズス会関係者との私的な集い。カテドラルで同国の教会関係者との出会い。若者の家「グラ・ペムダ」でスコラス・オクレンテスの青年たちと交流。

 9月5日(木)ジャカルタ市内のモスクで諸宗教代表と会見。インドネシア司教協議会本部で、教会の福祉活動の支援を受けている人々との出会い。ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムでミサ。

 9月6日(金)スカルノ・ハッタ国際空港で送別式。次の訪問国パプアニューギニアに向かう。

パプアニューギニア(9月6日‐9日)

 9月6日(金)教皇、パプアニューギニアのポートモレスビー・ジャクソン国際空港に到着。空港で歓迎式。

 9月7日(土)ポートモレスビー市内のガバメントハウスに総督を表敬訪問。国際会議場APECハウスでパプアニューギニアの各界代表及び駐在外交団との会見。カリタス・テクニカル・セカンダリースクールで子どもたちとの出会い。扶助者聖母巡礼聖堂でパプアニューギニアおよびソロモン諸島の教会関係者との集い。

 9月8日(日)ポートモレスビーのローマ教皇庁大使館で首相と会見。サー・ジョン・ギーズ・スタジアムでミサ。ポートモレスビーからバニモへ。バニモのカテドラルで同教区の信者たちとの出会い。現地の学校で宣教師たちと私的な集い。バニモから、再びポートモレスビーへ。

 9月9日(月)ポートモレスビーのサー・ジョン・ギーズ・スタジアムで若者たちとの集い。ジャクソン国際空港で送別式。東ティモールのディリへ出発。

東ティモール(9月9日‐11日)

 9月9日(月)教皇、東ティモール・ディリのプレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港到着。空港で歓迎式。ディリ市内の大統領官邸で、歓迎式典、大統領への表敬、東ティモール各界代表および駐在外交団と会見。

 9月10日(火)ディリ市内の学校で障害児との出会い。カテドラルで教会関係者との集い。ローマ教皇庁大使館でイエズス会関係者と私的に会見。タシ・トルの広場でミサ。

 9月11日(水)ディリのコンベンションセンターで若者たちとの出会い。プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港で送別式。シンガポールへ。

シンガポール(9月11日‐13日)

 9月11日(水)教皇、シンガポール・チャンギ国際空港到着。空港で歓迎式。黙想センターでイエズス会関係者と私的な集い。

 9月12日(木)国会議事堂で、歓迎式典、大統領への表敬、首相との会見。シンガポール国立大学・文化センターで各界代表および駐在外交団と会見。シンガポール・スポーツ・ハブでミサ。

 9月13日(金)カトリック系施設に高齢者と病者を訪問。カトリック・ジュニア・カレッジで諸宗教の若者たちと交流。チャンギ国際空港での送別式を経て、ローマへ。イタリア時間、同日夕方、ローマ到着。

 

02 9月 2024, 18:15