教皇、シンガポールでイエズス会会員と対話
教皇フランシスコは、シンガポールで、イエズス会会員らとお会いになった。
教皇フランシスコは、9月11日(水)、訪問先のシンガポールでイエズス会会員らと対話された。
教皇は、これまで海外司牧訪問の際、地域のイエズス会会員との出会いを行ってこられた。今回の東南アジア・オセアニア歴訪においても、インドネシアと東ティモールで同様の機会を持っている。
シンガポールの聖フランシスコ・ザビエル黙想センターで行われた、教皇とイエズス会士らの集いには、年齢も様々なメンバー25人が参加した。多くはシンガポール在住だが、マレーシアから訪れた会員たちもいた。
随行員かつイエズス会士としてこの集いを共にした、教皇庁文化教育省局長アントニオ・スパダーロ神父によれば、教皇と関係者らとの対話は、いつものようになごやかで兄弟的な雰囲気のもと、約1時間に及んだ。
対話のテーマは多岐にわたり、たとえば今日の時代・状況下で教会を待ち受ける挑戦について、教皇は、当然信仰は人類の挑戦の中に入っていかなければならないと述べた。
また、祈りの重要性を強調する教皇は、社会が提起する挑戦や課題に、ペドロ・アルペ神父を模範とした祈りの精神をもって常に立ち向かう必要を説かれた。
このほか、司牧的テーマとして、特に召命や、会員の育成が話題になったという。
12 9月 2024, 03:28