教皇「子どもたちは神に世話していただくことを教える先生」
東ティモールを訪問中の教皇フランシスコは、首都ディリの学校で障害児たちとお会いになった。
教皇フランシスコは、9月10日(火)、東ティモール首都ディリの学校に障害児らを訪ねられた。
教皇が訪れたイルマス・アルマ学園は、重い身体障害・知的障害のある児童の教育とケア、また障害児の社会参加や保護者の支援を行なっている。
教皇は、およそ50人の子どもたちと、この学校を運営するアルマ姉妹会の会員とお会いになり、民族衣装の児童たちによる歌やダンスの歓迎を受けられた。
関係者への挨拶で、教皇は「ここで見るものは、勇気を与え、築き、強める愛です。わたしたちのためにご自分のいのちを捧げられたイエスの愛を、ここでこうして理解することができます。わたしたちは愛の実践を始めることなしに、イエスの愛を理解することはできません」と述べられた。
また、教皇は、「助けを必要とする人たちと人生を分かち合うことは、すべてのキリスト者に託された計画です」とも語られた。
教皇は、「子どもたちもまた、神から世話をしていただく、ということについて証ししています。子どもたちは、いかに神に委ねて世話をしていただくかを、わたしたちに教える先生です」と話しつつ、障害児に奉仕する人々に励ましと祝福をおくられた。
10 9月 2024, 10:02