教皇、スペインのサンチェス首相とお会いに
教皇フランシスコは、スペインのサンチェス首相と会談された。
教皇フランシスコは、バチカンで10月11日(金)、スペインのペドロ・サンチェス首相とお会いになった。
教皇はバチカン宮殿を訪れたサンチェス首相と、35分間の会談を行われた。
贈り物の交換では、教皇から、被造物への愛と保護をテーマにアッシジの聖フランシスコをモチーフにしたテラコッタ作品や、最近の教皇文書等が贈られた。
一方、サンチェス首相は、パブロ・ピカソ没後50年記念硬貨を教皇に贈った。
次いで、サンチェス首相は、国務省でバチカン国務長官パロリン枢機卿、および外務局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教との会談を持った。
この席では、和やかな雰囲気のもと、二カ国関係や、スペイン国内のカトリック教会と政府間、また社会間における豊かな対話を促進するための共通の関心事項が話し合われた。
また、地域・国際問題では、進行中の紛争に特別な関心が向けられ、平和のための緊急な取り組みの重要性が強調された。
さらに、地中海とカナリア諸島における重大な移民危機についても意見が交換された。
11 10月 2024, 15:33