教皇、スペインの洪水の犠牲者、被災者たちのために祈る
教皇フランシスコは、スペインの洪水による犠牲者と被災者のために祈られた。
教皇フランシスコは、11月1日、諸聖人の祭日のお告げの祈りで、スペインの洪水被災者たちに寄り添われた。
スペインの東部および南部で、10月29日から30日にかけ、広範囲に発生した豪雨による洪水の犠牲者は、11月1日現在、最も被害が大きいバレンシア州で202人に達した。カスティーリャ=ラ・マンチャ州と、アンダルシア州の3人の死者を合わせて、スペイン全体の犠牲者は205人となった。
教皇は、バレンシア州をはじめとするイベリア半島で、寒冷低気圧による嵐に見舞われた住民たち、犠牲者と遺族、被災したすべての家族のために、祈り、連帯するよう、信者らを招かれた。
そして、主が苦しむ人と助けをもたらす人とを支えてくださるように祈り求められた。
教皇は、前日10月31日にも、バリャドリッド大司教・スペイン司教協議会会長、ルイス・ハビエル・アルグエイヨ・ガルシア大司教にビデオメッセージをおくり、その中でこの深刻な災害の被災者に連帯と祈りを伝えている。
01 11月 2024, 15:07