教皇、新枢機卿にナポリのバッタリア大司教を追加任命
教皇フランシスコは、来たる12月7日に開催される枢機卿会議において叙任される新枢機卿たちの中に、ナポリ大司教区のバッタリア大司教を追加任命された。
教皇フランシスコは、来たる12月7日に開催される枢機卿会議において叙任される新枢機卿たちの中に、イタリアのナポリ大司教区のドメニコ・バッタリア大司教を含める旨を発表された。
バッタリア大司教は、イタリア・カラブリア州出身で、61歳。2020年より、ナポリ大司教区の教区長を務めている。
一方で、10月6日、教皇により新枢機卿として指名された21人のうち、インドネシア・ボゴール大司教区のパスカリス・ブルーノ・シュクル大司教は、「司祭生活、教会と神の民への奉仕においてより成長したい」との理由のもとに、今回の枢機卿への任命を辞退することを申し出、10月22日、教皇に承認された。
シュクル大司教が辞退し、バッタリア大司教が加わったことで、12月7日の枢機卿会議で叙任される新枢機卿の数、21名に変化はない。
ただし、枢機卿叙任予定者の大陸・地域別出身は、ヨーロッパ11名(イタリア5名、セルビア、フランス、ベルギー、リトアニア、ウクライナ、英国、各1名)、アジア3名(日本、フィリピン、インド、各1名)、アフリカ1名(コートジボワール)、北アメリカ1名(カナダ)、南アメリカ5名(ペルー、アルゼンチン、エクアドル、チリ、ブラジル、各1名)となった。
12月7日の新枢機卿任命式後の枢機卿会のメンバーの総数は256人、このうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は141人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は115人となる。
04 11月 2024, 20:32