コルシカ島訪問:教皇、マクロン大統領と会談
フランスのコルシカ島を訪問した教皇フランシスコは、帰国前にマクロン大統領と会見された。
教皇フランシスコは、12月15日(日)、コルシカ島を訪問、公式日程の最後にエマニュエル・マクロン仏大統領とお会いになった。
コルシカ島アジャクシオへの日帰り訪問で、午前中「地中海地域の民間信心」をテーマとする会議で講話、カテドラルで教会関係者との出会いを行い、午後、市内の広場でミサを捧げられた教皇は、帰国のために向かったアジャクシオ・ナポレオン・ボナパルト空港の応接室で、マクロン大統領と会談を持った。
教皇はマクロン大統領と挨拶を交わしながら、コルシカ島まで訪ねてくれたことに御礼を述べた。
これに対し同大統領は、教皇を迎えたコルシカの人々の喜びと誇りを見た、と語り、コルシカとフランスの名のもとに教皇の訪問に感謝を表明した。
この後、教皇はマクロン大統領と個人会談を行われた。
フランスの大統領府の声明によれば、教皇と大統領の会談は和やかな雰囲気のもとに行われ、その中で特にウクライナと中東情勢について意見を交換した。
マクロン大統領は教皇に、2025年の聖年の開幕に向け祝意を述べたという。
教皇は会談後、大統領の見送りを受け、同空港より特別機でローマへの帰途につかれた。
15 12月 2024, 20:07