コンピエーニュのカルメル会修道女16福者殉教者、聖人に
教皇フランシスコは、フランス革命下で殉教した、コンピエーニュの16人のカルメル会修道女福者殉教者を聖人の列に加えることを承認された。
教皇フランシスコは、12月18日、教皇庁列聖省長官マルチェッロ・セメラーロ枢機卿とお会いになった。
この席で教皇は、1794年、パリで、信仰への憎悪のために殺害された、福者聖アウグスチノのテレジアとコンピエーニュの女子跣足カルメル修道会の15人の同志おとめ殉教者らを聖人の列に加え、これらの殉教者たちへの信心を普遍の教会に広げることに賛成する、列聖省メンバーの枢機卿、司教らによる投票結果を承認された。
このたびの承認は、列聖に必要な通常の手続きと「列聖式」を通さない「カノニザツィオーネ・エクイポレンテ」と呼ばれる形式で行われた。
この形式は、教会の中で古くから典礼的な崇敬があり、その聖性が周知された人を、一定の条件を満たした場合に、教皇の権威をもって、全教会の崇敬の対象として聖人とするもので、教皇ベネディクト14世(在位:1740-1758)の時から行われている。
18 12月 2024, 13:39