バチカンで教皇の回復願いロザリオの祈り
入院中の教皇フランシスコの早期の回復を願うロザリオの祈りが、バチカンの聖ペトロ広場でとり行われた。
教皇フランシスコが呼吸器感染症のためローマのジェメッリ総合病院に入院してから、2月24日で11日目を迎えた。
同日夜から、バチカンの聖ペトロ広場で、教皇フランシスコの早期の回復を願うロザリオの祈りが、教皇庁の関係者らによって始まった。
不安定な空模様にも関わらず、祈りの集いには、ローマ在住の枢機卿、教皇庁諸機関およびローマ教区における教皇の協力者たち、そして一般の信者たちが多数参加した。
この夜、祈りを主宰したバチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿は、集いの言葉で、『使徒言行録』は、ペトロが牢に入れられていた時、「教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた」と記していると語り、教皇が入院しているこの日々も、個々の信者や世界のキリスト教共同体から熱い祈りが神に向かって上がっている、と話した。
そして、同枢機卿は、わたしたちも今夜から教皇の家であるこの場所に集い、病気の試練にある教皇の回復を願い、「病人のいやし」と呼ばれる聖母の力強い取次ぎを祈ろう、と皆に呼びかけた。
25 2月 2025, 13:35