教皇、病棟のバルコニーから人々を祝福
教皇フランシスコは、3月23日(日)、退院前に病棟のバルコニーから人々に祝福をおくられた。
3月23日(日)正午、ローマのジェメッリ病院からの退院を同日に控えた教皇フランシスコは、病棟のバルコニーに姿を見せられた。
教皇が公の場に姿を現されたのは、今年2月14日の入院日以来となった。
病院の広場と緑地帯には、およそ3千人の人々が詰めかけ、教皇を歓迎した。
白い教皇衣に身を包み、車椅子でバルコニーに出られた教皇フランシスコは、感慨深いご様子で人々の歓声に応えられ、「皆さん、ありがとう」と感謝の言葉を述べられた。
また、教皇は、人々の間に黄色のブーケを掲げた婦人をご覧になり、「黄色の花束を持った婦人が見えます。ブラーヴァ!」と親しみを込めて呼びかけられた。
教皇は十字架のしるしと共に、人々に祝福をおくられた。
23 3月 2025, 13:04