バチカンで療養中の教皇、若干の改善と共に安定した状態
バチカンの住まいで療養中の教皇フランシスコの状態について、3月28日、バチカン広報局が伝えた。
VATICAN NEWS
バチカンのサンタ・マルタ館で療養中の教皇フランシスコの様子を、3月28日、バチカン広報局が伝えた。
教皇は今年2月14日(金)に呼吸器感染症のため、ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院に入院。3月23日(日)に退院され、現在バチカンで療養生活をおくられている。
広報局によれば、教皇の容体は安定し、呼吸と運動の両面で、また発語においても若干の改善がみられる。
鼻カニューレによる高流量酸素療法を、日中は徐々に減らし続けており、夜間においても減らし始めた。
水曜日に行った血液検査の数値は正常であった。
教皇は、治療、祈り、休息、そして多少の仕事を交えながら過ごされている。教皇庁の全機関からの書類が届いている。特に言及すべき訪問はない。お会いになっているのは、医療スタッフや、身近な協力者たちである。
今朝、教皇は四旬節の説教を中継で視聴された。次の日曜日のお告げの祈りの言葉は、他の日曜日と同様に公表される。
教皇はミャンマーの地震についてお聞きになり、多数の犠牲者のために祈っておられる。
毎朝、教皇は小礼拝堂でミサを共同司式されている。
28 3月 2025, 17:15