入院中の教皇、平穏に夜を経過
入院中の教皇フランシスコの、3月1日(土)朝の状況をバチカン広報局が伝えた。
VATICAN NEWS
呼吸器感染症でローマのジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの、3月1日(土)朝の様子について、バチカン広報局は次のように発表した。
「教皇は夜を順調に経過された。現在、お休みになっている。」
教皇には前日の気管支痙攣の後、他の危機はない。この朝、教皇は朝食をとり、コーヒーを飲み、何紙かの新聞を読まれた。病状はいまだ複雑であり、見通しには慎重さが求められる。
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前日2月28日(金)夜の声明は、次のとおり。
「教皇は、今日午前中、呼吸理学療法と礼拝堂での祈りを交互に行われた後、午後の早い時間帯に単発性の気管支痙攣を起こした。この発作が嘔吐をもたらし、嘔吐物を吸い込んで呼吸状態が急激に悪化した。
直ちに気管支吸引を行い、非侵襲的人工呼吸を開始し、酸素濃度が改善された。
教皇は意識の清明さと見当識を保ち、治療に協力的であった。
したがって、見通しには依然として慎重である。
教皇は午前中、聖体を拝領された。」
01 3月 2025, 09:34