教皇の病状の改善、強固なものに
入院中の教皇フランシスコの3月10日(月)の容体についてバチカン広報局が声明した。
呼吸器感染症のためローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの3月10日(月)の容体について、同日夜、バチカン広報局は次のように発表した。
「教皇の病状は安定を維持している。
ここ数日に見られた改善は、血液検査と臨床所見、そして薬物療法に対する良好な反応によって、さらに強固なものとなった。
これらの理由から、医師団は、今日、見通しを明らかにすることを決定した。
しかしながら、臨床像の複雑さと入院時に示された重要な感染像を考慮し、さらに数日間、病院で薬物療法を継続する必要がある。
今朝、教皇はパウロ6世ホールからの中継により、黙想会を見守ることができた。その後、聖体を拝領し、個室病室に隣接する礼拝堂で祈りの時間を持たれた。
午後には、再びビデオ中継を通して黙想会に参加された。日中、教皇は祈りと休息を交互にしながら過ごされた。」
10 3月 2025, 21:05