教皇、巡礼者らに「教会としての一致」の喜び強調
教皇フランシスコは、ナポリ大司教区巡礼団をはじめ、ローマ巡礼に訪れた信者たちにメッセージをおくられた。
教皇フランシスコは、3月22日(土)、聖年のためにローマを訪れたイタリアのナポリ大司教区の巡礼団をはじめ、諸教区からの巡礼者にメッセージをおくられた。
この中で教皇は、信者たちはもとより、各巡礼団を率いる司教らに歓迎の言葉をおくりながら、司教と信者が共にローマの司教=教皇のもとに集い、「狭い門から入りなさい」というイエスの招きに応えるように努力することは、教会の一致を象徴する行為であると記している。
「愛は一致させ、共に成長させる」と述べた教皇は、それゆえに、それぞれの歩み方は異なっても、その歩みは共にペトロの墓へと続き、そこから皆がより信仰に強められ、愛のもとに一致して再出発することができるだろう、と説かれた。
教皇はこの入院生活の日々、人々の寄り添いと祈りによる支えを感じていると述べつつ、「たとえ直接出会うことができなくとも、教会として、皆さんがわたしと一致し、皆さんの間にイエスがおられると知ることは、わたしの大きな喜びです」と強調。すべての巡礼者らに祝福をおくられている。
22 3月 2025, 15:28