教皇、聖ペトロ大聖堂へ、聖ピオ10世の墓で祈る
教皇フランシスコは、聖ペトロ大聖堂をサプライズで訪問、聖ピオ10世の墓前で祈ったほか、歴代教皇らのモニュメントに赴かれた。
教皇フランシスコは、4月10日、聖ペトロ大聖堂をサプライズ訪問された。
前日、英国のチャールズ国王とカミラ王妃と私的にお会いになった教皇は、その翌日、バチカンの大聖堂に、車椅子で赴かれた。
教皇フランシスコは、大聖堂内にある聖ピオ10世(ジュゼッペ・メルキオーレ・サルト、在位:1903-1914)の墓前で祈りを捧げられた。現教皇は、聖ピオ10世に対する、古くからの親愛と尊敬を以前より表明されている。
このほか、教皇はベネディクト15世(ジャコモ・デッラ・キエーザ、在位:1914-1922)のモニュメントや、最近修復を終えた、パウロ3世(アレッサンドロ・ファルネーゼ、在位:1534-1549)、ウルバーノ8世(マッフェオ・バルベリーニ、在位:1623-1644)の記念碑の前を訪れた。
教皇の思いがけない訪問に巡礼者らは驚きに包まれ、その間からは、喜びの言葉や、教皇へのお見舞いの挨拶がわき上がった。
教皇は直接言葉を交わす代わりに、ジェスチャーをもって親しく巡礼者らに挨拶をおくられていた。
また、大聖堂内で修復作業を行っていた人々と握手を交わされ、子どもたちに祝福を与えられた。
10 4月 2025, 23:21