教皇自発教令:バチカン諸機関の公共契約の透明性・監査・競争のために
教皇フランシスコは、教皇庁とバチカン市国の公共契約上の透明性・監査・競争をめぐる自発教令を発表された。
教皇フランシスコの、教皇庁およびバチカン市国の公共契約の落札の手続きにおける透明性・監査・競争をめぐる自発教令が発表された。
この教令は、国務省をはじめ、財務評議会、財務事務局、聖座財産管理局などの教皇庁諸機関、そしてバチカン市国行政庁の協力の成果によるもの。
その内容は、現在、個別に施行されている既存の規則を超えた、教皇庁およびバチカン市国のあらゆる機関に適用される統一的法規を示している。
この一連の規則は、このテーマにおける最も先進的な国際的規範に属するものとなる。
同教令で教皇は、資産の効果的で倫理的な管理を望む「家庭の良き父親の勤勉さ」をイメージしつつ、バチカンの諸機関で公共契約が締結される際の透明性・監査・平等な競争が保証され、推進されることを願っている。
この自発教令の記述内容は、6月1日の発表から30日後に施行される。
01 6月 2020, 16:07