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ウクライナ・オデーサのラテン典礼のカテドラル前で歓迎を受けるパロリン枢機卿 2024年7月20日 ウクライナ・オデーサのラテン典礼のカテドラル前で歓迎を受けるパロリン枢機卿 2024年7月20日 

パロリン枢機卿、ウクライナへ、オデーサを訪問

バチカン国務長官、パロリン枢機卿は、7月19日よりウクライナを訪問を開始した。初日、リヴィウに到着、20日、オデーサに赴いた。

 バチカンの国務長官、ピエトロ・パロリン枢機卿は、ウクライナを訪問した。

 パロリン枢機卿の訪問は、ウクライナのラテン典礼に属するカトリック信者たちの巡礼行事の閉会式のため、7月21日(日)、ベルディチェフの聖母巡礼聖堂で教皇特使としてミサを捧げることを主目的としている。

 パロリン枢機卿は、19日(金)、リヴィウからウクライナ訪問を開始。同地のラテン典礼の大司教館に立ち寄った。

 翌日20日(土)、オデーサを訪れた同枢機卿は、ラテン典礼のカテドラルで、司教や司祭、信徒たちとの出会いを持った。

 この集いには、ウクライナ正教会(2018年12月発足、2019年1月コンスタンティノープル総主教庁より独立正教会として承認)の代表や、現地のカリタス関係者も参加。出席者らは共に、戦争の犠牲者と平和のために祈りを捧げた。

 パロリン枢機卿は人々の歓迎に感謝を述べると同時に、常に深い関心をもって状況を追っている、教皇フランシスコの寄り添いと祝福を伝えた。

 24日(水)までのウクライナ訪問で、パロリン枢機卿は、ベルディチェフでのミサはもとより、首都キーウのギリシャ典礼カトリックのカテドラルで教会関係者や行政代表らとの出会いなどを予定している。

20 7月 2024, 20:07