「紛争拡大回避を」パロリン枢機卿、イラン大統領との電話会談で
バチカンの国務長官パロリン枢機卿は、8月12日、イランのペゼシュキアン大統領との電話会談で、中東情勢に対する深い懸念を伝え、紛争拡大回避の必要を強調した。
バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿は、8月12日午前、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領と電話会談を行った。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の声明によれば、パロリン枢機卿は、ペゼシュキアン大統領の就任に祝意を述べたほか、共通に関心のあるテーマに触れる中で、現在中東で起きていることに対する教皇庁の深い懸念を表明した。
そして、同枢機卿は、進行中の深刻な紛争がこれ以上拡大することを防ぎ、対話と交渉、平和を優先させる必要を強調した。
12 8月 2024, 19:43