シモーナ・ブランビッラ修道女 シモーナ・ブランビッラ修道女 

教皇庁人事:奉献・使徒的生活会省長官にブランビッラ修道女

教皇フランシスコは、教皇庁奉献・使徒的生活会省長官に、同省次官シモーナ・ブランビッラ修道女を、また同省副長官に、サレジオ会前総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ枢機卿を任命された。

 教皇フランシスコは、1月6日付で、教皇庁奉献・使徒的生活会省の新長官に、同省次官シモーナ・ブランビッラ修道女(59)を任命された。

 ブランビッラ修道女は、慰めの聖母宣教修道女会の会員で、2011年から2023年10月、教皇庁の奉献・使徒的生活会省次官に任命されるまで、同会の総長を務めていた。

 また、同日、教皇は、同省の副長官として、サレジオ修道会前総長アンヘル・フェルナンデス・アルティメ枢機卿(64)を任命された。

 このたび同省の長官となったブランビッラ修道女は、教皇庁の省における初めて女性の最高責任者となった。

 教皇フランシスコは女性の登用を積極的に進めており、教皇庁およびバチカン市国における女性の管理職は、総合的人間開発省次官アレッサンドラ・スメリッリ修道女(2021年任命)、バチカン美術館バルバラ・ヤッタ館長(2016年任命)、バチカン市国行政庁次官ラファエラ・ペトリーニ修道女(2022年任命)をはじめ、近年、諸機関で増えている。

 さらに、2013年から2023年にかけて、教皇庁とバチカン市国で働く女性の割合は、19.2%から23,4%に増加している。

 

06 1月 2025, 12:39