教皇、リビアで勾留中の難民と、南アフリカの水害犠牲者のために祈る
教皇フランシスコは、日曜正午の祈りで、リビアの収容所内の難民のために祈ると共に、
南アフリカの水害の犠牲者を悼まれた。
教皇フランシスコは、4月28日(日)バチカンで行われた正午の祈りで、リビアの収容所に勾留される難民の状況を案じられた。
教皇は、武力衝突が続くリビアで、以前から深刻な状態にあった収容所の難民たちが、紛争のために、より大きな危険にさらされていることに憂慮を表明。
特に女性、子ども、病者らが、人道回廊を通して一刻も早く脱出できるようにとアピールされた。
また、教皇は、数日前の大雨による水害で多くの犠牲者を出した南アフリカに言及。
この災害の犠牲者のために祈るよう招きながら、被災地の人々にわたしたちの連帯と国際社会の具体的な支援が欠けることがないようにと願われた。
28 4月 2019, 15:27