教皇、アラブ首長国連邦を訪問へ
教皇フランシスコは、2月3日より、アラブ首長国連邦を訪問される。
教皇フランシスコは、2月3日(日)から5日(火)まで、アラブ首長国連邦の首都アブダビを訪れる。
先日のパナマ訪問に続く、今回の旅は、教皇フランシスコの第27回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。
ローマ教皇がアラブ首長国連邦を訪れるのは、今回が初めて。
このたびの教皇の訪問は、ムハンマド・アブダビ皇太子の招待に応えるもので、アブダビで開催される諸宗教の集いへの出席を主な目的としている。
また、アブダビ滞在中、教皇は同地のカトリック共同体のために、ミサを捧げられる。
アラブ首長国連邦では、大多数がイスラム教徒であるが、
同国で働く外国人を中心に、カトリック教会の信徒が一定数存在する。
教皇ミサには、こうした同連邦のカトリック共同体、また周辺国の信者たちが参加を予定している。
教皇は、2月3日(日)昼過ぎ、ローマのフィウミチーノ空港から特別機でアブダビに向けて出発される。現地時間同日夜、アブダビの空港に到着。
2月4日(月)午前、教皇はアラブ首長国連邦大統領府で歓迎式に臨まれた後、ムハマンド皇太子を公式訪問。午後、シェイク・ザイード・グランド・モスクでムスリム長老会議のメンバーとの出会いを持たれる。次いで建国者記念碑のもとで行われる、諸宗教の集いに出席される。
2月5日(火)午前、教皇はアブダビ市内のカトリックのカテドラル、聖ヨセフ教会を私的に訪問し、地元の教会関係者と交流される。この後、複合競技施設ザイード・スポーツ・シティで、教皇はカトリック信者のためにミサを司式される。そして、同日正午過ぎ、教皇はアブダビを後にし、イタリア時間同日夕方、ローマに戻られる。
02 2月 2019, 16:07