教皇「ミャンマーの平和のために祈ろう」日曜正午の祈り
教皇フランシスコは、5月2日(日)、バチカンで行われたの正午の祈りで、「聖母月」の始まりに言及。
聖母への崇敬を様々な信心業を通して表すこの5月、今年は特にパンデミックの収束を願い、世界各地の重要な巡礼聖堂をつなぐ「祈りのマラソン」が行われることを紹介された。
そして、昨日、バチカンの聖ペトロ大聖堂を最初とし、この祈りのリレーがスタートしたことを報告された。
こうした中、ミャンマーの教会を心に留められる教皇は、毎日のロザリオの祈りの中で、一つの「アヴェ・マリア」をミャンマーの平和のために捧げて欲しいと希望された。
「わたしたちは皆、何かを必要とする時、あるいは困難にある時、お母さんに向かってお願いをします。今月、わたしたちは天の母であるマリアに、ミャンマーのすべての責任者たちの心に話しかけてくださるよう、お願いしましょう。そして、これらの人々が、出会いと、和解、平和の道を進む勇気を見つけることができるよう祈りましょう」。
教皇は、日曜の祈りの集いで、このように信者たちに呼びかけられた。