教皇フランシスコ  2021年12月12日のお告げの祈り  教皇フランシスコ  2021年12月12日のお告げの祈り  

教皇、ウクライナの平和、米の竜巻犠牲者のために祈り

教皇フランシスコは、緊張下にあるウクライナに平和を希求すると共に、米国で起きた竜巻の犠牲者のために祈られた。

 教皇フランシスコは、12月12日(日)の「お告げの祈り」で、ウクライナに平和をアピールされた。

 教皇は、ウクライナをめぐる緊張した情勢が、武力ではなく、誠実な対話を通して解決されるよう、ウクライナのすべてのキリスト教教会と諸宗教共同体、同国の国民のためにご自身の祈りを約束された。

 今年の世界の軍事支出が、昨年を上回るものであることに、教皇は悲しみを表され、武力に頼ることは正しい道ではない、と強調。主の降誕がウクライナに平和をもたらすよう祈り求められた。

 また、教皇はこの集いで、米国のケンタッキー州やその他の地域を襲った竜巻によって亡くなった人々のために祈りを捧げられた。

12 12月 2021, 14:19

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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