教皇、作家エディス・ブリュックさんとバチカンで再会
教皇フランシスコは、バチカンのサンタ・マルタ館で、ホロコーストの生存者である、作家エディス・ブリュックさんと再会、対話の時を持たれた。
「ホロコーストの犠牲者を想起する国際デー」を記念した1月27日(木)、教皇フランシスコは、ナチス・ドイツによるホロコーストの生存者である、作家エディス・ブリュックさんと、バチカンのサンタ・マルタ館で再びお会いになった。
ブリュックさんはハンガリー出身の作家・詩人でローマ在住。
教皇は、昨年1月「オッセルバトーレ・ロマーノ紙」に掲載された、ホロコーストの体験を語るブリュックさんへのインタビューを読み、同年2月20日、ブリュックさんの自宅を私的に訪問している。
バチカン広報局の声明によれば、
教皇はおよそ1年ぶりに行われたこの訪問の交換で、ブリュックさんと親愛のこもった約一時間にわたる会話を持たれた。
教皇とブリュックさんは共に、同じ悲劇を二度と繰り返さないために、若い人々に過去の記憶を、その最も痛ましい面をも含めて伝えることの大切さを強調した。
27 1月 2022, 20:30