福者ヨハネ・パウロ1世の生誕地カナーレ・ダゴルド 列福式をスクリーンで見る市民たち 2022年9月4日 福者ヨハネ・パウロ1世の生誕地カナーレ・ダゴルド 列福式をスクリーンで見る市民たち 2022年9月4日 

教皇、福者ヨハネ・パウロ1世ゆかりの地の人々に挨拶

教皇フランシスコは、ヨハネ・パウロ1世の列福ミサ後半のお告げの祈りで、同福者にゆかりの地方の人々に挨拶をおくられた。

 教皇フランシスコは、9月4日(日)、ヨハネ・パウロ1世の列福ミサの後半、お告げの祈りを参列者らと共に唱えられた。

 祈りに先立ち、教皇はこの列福式に参加したすべての人々、中でもイタリア大統領をはじめ各国の代表・使節、教会関係者らに感謝を述べられた。

 また、教皇は、福者ヨハネ・パウロ1世が司祭・司教として人間的経験を積んだ場所、イタリア北部のベッルーノ、ヴィットリオ・ヴェネト、ヴェネチアの各地方からの巡礼者に特別な挨拶をおくられた。

 ローマで列福式が行われたこの日、福者ヨハネ・パウロ1世の生誕地、ドロミテ山群を背後に望む、ヴェネト州ベッルーノ県カナーレ・ダゴルド(旧名フォルノ・ディ・カナーレ)では、朝から喜びの鐘の音が長く響きわたった。

 教会前の広場に集った市民らは、巨大スクリーンでの中継を通して列福式の様子を見守り、ローマで儀式に参列する人々と喜びを共にした。

 ヨハネ・パウロ1世の列福を機会に、カナーレ・ダゴルドの「アルビーノ・ルチアーニ=ヨハネ・パウロ1世記念館」では特別行事が催されるほか、今月11日には、ベッルーノ=フェルトレ、ヴィットリオ・ヴェネト、ヴェネチアの3教区の司教により、同地で感謝のミサがとり行われる予定。

 

 

04 9月 2022, 19:39

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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