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教皇フランシスコ 2024年1月7日 「主の洗礼」の祝日のお告げの祈り 教皇フランシスコ 2024年1月7日 「主の洗礼」の祝日のお告げの祈り  (Vatican Media)

コロンビア:教皇「誘拐された人々の解放を」

教皇フランシスコは、コロンビアで誘拐された人々の解放を訴えられた。また、コンゴ民主共和国の洪水による被害にお見舞いを述べられた。

 教皇フランシスコは、1月7日(日)の正午の祈りで、様々なアピールを行われた。

 典礼暦で「主の洗礼」を祝ったこの日、教皇はバチカンで幼児の洗礼式をとり行われたことを報告しながら、受洗した子どもたちとその家族のため、またこれから洗礼を受けるすべての子どもたちのために祈って欲しいと願われた。

 また、教皇は、この日降誕祭を祝ったユリウス暦に従う東方の教会に「喜びあふれる兄弟愛の精神」のもとに挨拶をおくられ、「主イエスの降誕が皆さんを光と愛と平和で満たしますように」と祈られた。

 続いて、教皇はコロンビアで誘拐されているすべての人々を無条件で解放するようアピールされ、これは神の御前ですべき態度であり、国内の和解と平和の気運を助けるものと強調された。

 さらに、教皇は最近の大雨による洪水に苦しむコンゴ民主共和国の被災者らにお見舞いと連帯の言葉を述べられた。

 「平和のために祈り続けよう」と招かれた教皇は、ウクライナ、パレスチナ、イスラエルをはじめ、全世界に平和を祈願された。

07 1月 2024, 18:17

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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