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教皇フランシスコ 2024年1月28日のお告げの祈り 教皇フランシスコ 2024年1月28日のお告げの祈り  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

教皇、ミャンマーに対話と和解をアピール

教皇フランシスコは、日曜正午の祈りで、ミャンマーに対話と和解を呼びかけられた。

 教皇フランシスコは、ミャンマーに対話と和解をアピールされた。

 1月28日(日)の正午の祈りで、教皇は内戦の続くミャンマーの状況に憂慮を表された。

 ミャンマーでの国軍によるクーデターから3年、抗議デモへの弾圧、軍事政権に対する少数民族武装勢力や民主派の武装組織の抵抗、戦闘拡大に伴う避難民の増加と、同国内では緊張と混乱が続いている。

 この日曜の集いで教皇は、「ミャンマー国民の苦悩の叫びと武器の轟音が、人々を特徴づけていた微笑みにとってかわってから、3年が過ぎました」と、ここ数年のミャンマーの情勢を振り返った。

 教皇は、「破壊の兵器が人間性と正義のうちに成長する道具に変わるように」と願う同国の司教らの声に一致したい、と思いを述べられた。

 「平和とは一つの歩みです」と述べた教皇は、ミャンマーの地に兄弟的な和解が訪れるように、対話に向けて歩み、理解する態度を持つようすべての当事者を招かれた。

 そして、すべての人に必要な人道支援が保証されることを望まれた。

 教皇は、パレスチナ、イスラエルはもとより、戦闘中のあらゆる場所に同様のことを願いつつ、特に民間人に対する尊重を希望された。

 また、教皇は、ウクライナでの戦争における、民間人をはじめとするすべての犠牲者たちを心に留められた。

 教皇は「人々の平和の叫びに耳を傾けてください。人々は暴力に疲れ、戦争が止むことを願っています。戦争は人々にとって災害、人類にとって敗北でしかありません」と呼びかけられた。

28 1月 2024, 16:01

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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