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武力衝突から避難するためバスを待つ人々 2023年4月 スーダン・ハルツーム 武力衝突から避難するためバスを待つ人々 2023年4月 スーダン・ハルツーム  (AFP or licensors)

教皇、スーダンとモザンビークに平和を祈る

教皇フランシスコは、スーダンで続く軍事衝突、モザンビークのカボ・デルガード州で広がる暴力に言及し、これらの地に平和を祈られた。

 教皇フランシスコは、2月18日(日)の正午の祈りの集いで、スーダンにおける軍事衝突からすでに10カ月が経過したことに触れられた。

 スーダンでは、昨年4月、スーダン国軍と準軍事組織による衝突が勃発、戦闘地域が首都を含む各地に拡大する中、多数の市民が国内・国外で避難民となっている。

 深刻な人道状況を生み、市民を苦しめ、国の未来に悪影響を与えているこの紛争に対し、教皇は当事者らに戦闘の停止を改めてアピールされた。

 そして、教皇は、スーダンが平和への道を見出し、未来を築くことができるよう、皆に祈りを呼びかけられた。

 また、この日、教皇はモザンビークの北東部カボ・デルガード州で広がる暴力にも憂慮を表された。

 同州では武装集団による暴力や破壊が社会生活を脅かし、市民に不安を与えている。

 教皇は、無辜の市民に対する暴力、社会基盤の破壊、治安の不安定化が見られる同州で、数日前、マゼゼのカトリック系施設が放火されたことに言及。暴力に引き裂かれた同州に平和が戻るようにと祈られた。

 さらに、教皇は、アフリカの他の地域で行われている流血の紛争や、パレスチナ、ウクライナにおける戦争等を忘れないようにと信者らに願われた。

18 2月 2024, 19:15

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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