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無原罪の聖母マリアを祝うニカラグアの人々 無原罪の聖母マリアを祝うニカラグアの人々  (AFP or licensors)

「困難な時も神に信頼を」教皇、ニカラグアの信者に書簡

教皇フランシスコは、無原罪の聖母マリアの祭日を前に「ノベナ」(9日間の祈り)を行っているニカラグアの信者たちに書簡をおくられた。

 Vatican News

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      教皇フランシスコは、12月2日、無原罪の聖母マリアの祭日 (12月8日) を控え、「ノベナ」(9日間の祈り)を行っているニカラグアの信者たちに宛て、書簡をおくられた。

 教皇の書簡は、ニカラグアの社会・政治危機の影響がカトリック教会にも及ぶ形で、ここ数年、司教や司祭の逮捕や国外追放、教会系の組織や施設の閉鎖等が相次ぐ中で発表された。

 書簡の中で教皇は、わたしたちを見守る主の愛情深い摂理に信頼するように、特に人間の目には神の御旨を理解することが困難に思われる時にも、神の配慮といつくしみを疑うことがないようにと記し、神に対する子としての信頼と、教会への忠実を、人々にとっての二つの灯台の光として示している。

 信仰と希望は奇跡をもたらすという確信を持ち、こうした信頼の輝かしい模範である無原罪の聖母を見つめるようにと、教皇は呼びかけている。

 そして、2025年の聖年の開幕を前に記念されるこの無原罪の聖母の祝日から、困難と不安と欠如の中で皆が必要としている慰めを得ることができるようにと、願われた。

 マリアへの信心に支えられ、福音の道を努めて歩むことで、神への信頼を新たにするようにと教皇は記し、特に、神秘の内にわたしたちの生活や、喜び、悲しみをも包み込み、多くの恵みをもたらす「力強い祈り」として、ロザリオの祈りを勧められている。

 教皇は、ニカラグアの信者たちを無原罪の聖母マリアの保護に託し、聖年のための祈りを共に唱えるよう招きながら、主に平和と、必要なすべての恵みを求められている。

01 12月 2024, 16:42

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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