デモが行われたモザンビーク首都マプート市内 2024年11月7日 デモが行われたモザンビーク首都マプート市内 2024年11月7日  (AFP or licensors)

モザンビーク:教皇「民主主義の歩みへの信頼を失わないように」

教皇フランシスコは、大統領選挙後の衝突で死傷者を出したモザンビークの人々に対話を呼びかけられた。

 教皇フランシスコは、11月10日(日)のお告げの祈りで、モザンビークでの大統領選挙後の社会的混乱に憂慮を示された。

 モザンビークでは、先月9日に行われた大統領選挙後、選挙の不正を訴えるデモが発生、デモ隊と警察との衝突で多数の死傷者が出た。最新の情報によれば、死者は少なくとも30人に上るという。

 教皇はモザンビークのすべての人々に対話と寛容、ふさわしい解決へのたゆまぬ追求を呼びかけられた。

 そして、現在の状況のために民主主義と正義と平和への歩みへの信頼を失うことがないようにと、同国民にアピールされた。

 教皇はまた、病院や民間の建物に攻撃を受けているウクライナのために、そして、パレスチナ、イスラエル、ミャンマー、スーダンをはじめ、全世界の平和のために祈るようにと信者らを招かれた。

10 11月 2024, 19:43

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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