教皇によるお告げの祈りのために集った人々 2024年11月17日 バチカン・聖ペトロ広場 教皇によるお告げの祈りのために集った人々 2024年11月17日 バチカン・聖ペトロ広場  (Vatican Media)

教皇、信仰のため差別を受けるキリスト者たちのために祈る

教皇フランシスコは、アルバニアとドイツでとり行われた列福式について報告された。

 11月16日(土)、アルバニアとドイツで、列福式がとり行われた。

 アルバニアのシュコドラでは、20世紀の宗教的迫害の犠牲となった、フランシスコ会のルイジ・パリク神父(コソボ1877-1913)と、教区司祭のジョン・ガズッリ神父(アルバニア1893-1927)が、この日、福者として宣言された。

 また、ドイツのフライブルク・イム・ブライスガウでは、王なるキリスト在俗会の創立者で、平和を育む宗教活動のためにナチスに逮捕され殉教した、マックス・ヨセフ・メッツガー神父が、同日、列福された。

 教皇フランシスコは、11月17日(日)の正午の祈りで、前日の2つの列福式を報告。

 今日、信仰のために差別を受けている多くのキリスト者たちのために、これらの殉教者たちの模範が慰めをもたらすことを祈られた。

 

17 11月 2024, 21:18

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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