教皇、検査で両側の肺炎認める、さらなる治療必要
入院中の教皇フランシスコの検査・治療状況について、2月18日夜、バチカン広報局が声明した。
バチカン広報局は、呼吸器感染症でローマのジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコの検査・治療状況について、2月18日(火)夜、次のように声明した。
「教皇の臨床検査、胸部X線検査、臨床状態は、いまだ複雑な病像を示している。
気管支拡張症と喘息性気管支炎を背景に生じた複数菌感染症は、副腎皮質ステロイド薬と抗生物質の使用を必要とし、治療をより複雑にしている。
バチカンとアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院基金の双方の医療チームの指示により、今日の午後、教皇が受けた胸部CTスキャンは、両側性の肺炎の発症を認め、これによりさらなる薬物治療が必要となった。
しかしながら、教皇は依然として明朗である。
同日朝、教皇は聖体を拝領され、日中は休息と祈りと文書のチェックを交えながら過ごされた。
教皇は、現在感じている支えに御礼を述べ、感謝の念と共に、ご自身のために祈り続けて欲しいと願われている。」
18 2月 2025, 21:53