ナゴルノ・カラバフ:教皇「平和的解決のためあらゆる努力を」
教皇フランシスコは、一般謁見の席で、コーカサス南部ナゴルノ・カラバフの状況に憂慮を表し、国際共同体に平和的解決を見出す努力を訴えられた。
教皇フランシスコは、9月20日、バチカンで行われた一般謁見の席で、コーカサス南部ナゴルノ・カラバフの状況に憂慮を表明された。
アゼルバイジャンは、9月19日、アルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフで軍事行動を開始。それは20日未明まで続いた。
20日正午、アルメニア側は同地での武装解除を受け入れ、双方は停戦で合意した。アルメニア側の人権監視団体は、20日夜の発表で、アゼルバイジャン軍の攻撃で、200人以上が死亡し、400人以上が負傷したと伝えた。
教皇は、9月20日朝の一般謁見で、前日ナゴルノ・カラバフのニュースに触れたと述べ、以前から困難な同地の人道的状況が、武力衝突によりいっそう悪化したしたことを懸念。
紛争の当事者双方と国際共同体に、人々のため、人間の尊厳の尊重のために、平和的解決を見出すためのあらゆる努力をアピールされた。
20 9月 2023, 18:47