教皇「戦争からは何も得られない」一般謁見で
教皇フランシスコは、12月6日の一般謁見で、8日に迎える「無原罪の聖マリア」の祭日に言及すると共に、ウクライナ、イスラエル、パレスチナをはじめ、戦争の悲劇に苦しむ人たちのために祈るよう招かれた。
教皇フランシスコは、12月6日(水)の一般謁見の後半、間近に迫った「無原罪の聖マリア」の祭日(12月8日)に言及された。
神の愛を信じ、自身の「はい」という返事をもって答えたマリアから、神への完全な信頼学び、福音の善と愛をあらゆる場所で証しして欲しいと、教皇は信者らを励まされた。
また、教皇はこの席で、ウクライナ、イスラエル、パレスチナをはじめ、戦争の悲劇に苦しむ人たちのために祈ることを忘れないようにと願われた。
「戦争は常に一つの敗北であり、誰も何も得られず、ただ失うのみ」と述べた教皇は、戦争で「儲けるのは武器の製造者だけである」と話された。
06 12月 2023, 17:29