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ハイチでの抗議行動 3月12日 ポルトー・プランス ハイチでの抗議行動 3月12日 ポルトー・プランス  (AFP or licensors)

教皇、ハイチで拉致された人々の解放をアピール

教皇フランシスコは、ハイチで拉致された人々の解放を呼びかけられた。

 教皇フランシスコは、3月17日(日)の正午の祈りで、ハイチで相次ぐ拉致をめぐりアピールを行われた。

 教皇は最近ハイチで拉致されたカトリック修道会の会員と教師のうち数名が解放されたことに安堵を示すと共に、まだ拘束されている修道者たち、そしてハイチでこれまでに拉致されたすべての人々の解放を呼びかけられた。

 ハイチの首都ポルトー・プランスで、2024年2月23日早朝、カトリックの修道会、聖心兄弟会の会員6名と教師1名が市内のヨハネ23世学園に向かう途中、何者かに拉致された。

 現地の修道会関係者によれば、同学園は安全上の問題を抱える首都圏でいまだ機能している学校の一つだという。ハイチでは拉致や誘拐が相次ぎ、首都のビサンテネール地区のファティマの聖母礼拝堂では、ミサを捧げたばかりの司祭が拉致される事件もあった。

 教皇は17日のお告げの祈りで、ハイチで2月に拉致された7名の教会関係者のうち、教師1名と修道者4名が解放されたことを報告。残された2人の修道者と、ハイチで拉致されいまだ拘束されているすべての人々の即時解放をアピールされた。

 また、教皇はハイチの政治・社会のすべての責任者らに、特殊な利害関係を捨て、連帯の精神をもって、共通善の追求に取り組むよう願われた。

 そして、ハイチが国際共同体の支援を得て、市民に秩序と安心をもたらす堅固な機構を備えた国づくりに向け、平穏のうちに移行を行うことができるように祈られた。

17 3月 2024, 17:37

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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