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爆撃により破壊された建物の前を歩く人々 2024年3月3日 パレスチナ・ガザ地区ラファ 爆撃により破壊された建物の前を歩く人々 2024年3月3日 パレスチナ・ガザ地区ラファ  (AFP or licensors)

教皇、パレスチナとイスラエル間の停戦交渉の継続呼びかける

教皇フランシスコは、パレスチナとイスラエル間の停戦交渉の継続を励まされた。

 教皇フランシスコは、3月3日(日)のお告げの祈りで、パレスチナとイスラエル間の停戦交渉への努力を訴えられた。

 この祈りの集いで教皇は、現在も進行中の敵対行為がパレスチナとイスラエルの人々にもたらした苦しみを、毎日ご自分も悲しみと共に心に抱いている、と述べられた。

 無数の死者、負傷者、避難民、膨大な規模の破壊がもたらす苦しみ、子どもや無防備な人たちが被る恐ろしい影響、危うくされた人々の未来などに教皇は言及。

 そして、わたしたちはこうした仕方でより良い世界を築けると本当に思っているのだろうか、平和に到達できると本当に考えているのだろうか、と問われた。

 「もう十分です、お願いです!もう止めてください!」と皆で言いましょう、と教皇は呼びかけられた。

 教皇は、ガザとすべての地域における即時停戦のための交渉の継続を励ますと同時に、人質たちが直ちに解放され、不安のうちに待つ家族のもとに帰ることができるように、また、民間人が急務とされる人道支援に安全にアクセスすることができるようにと願われた。

 同様に、教皇は苦しむウクライナの人たちを忘れないようにとアピールされた。

 

03 3月 2024, 16:55

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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